Queen's Gambit Declined


クイーンズ ギャンビット ディクラインド。1.d4 d5 から白が 2.c4 でクイーンサイドの
ポーンをギャンビットするのに対し、黒が 2...dxc4 としないためこの名がついている ( 2...dxc4 とするのは Queen's Gambit Accepted )。decline は ( 丁寧に )断る、
拒否する、という意味があり、declined だと、拒否された、という意味になる。

2...c6 Slav Defence、 2...Nc6 Chigorin Defence
2...e5 Albin Countergambit などは広義で QGD である。

 
主な変化

1.d4 d5 2.c4 e6 3.Nc3

変化その1 3...Nf6 とそれ以外に分かれる。

3...c5 Tarrasch Defence
3...c6 Noteboom ( or Abrahams ) Variation
3...Be7 Alatortsev Variation

3...Nf6
4.Bg5 Be7 5.Nf3 Main Variation
4.Bg5 Nbd7 Cambridge Springs Variation
4.cxd5 exd5 Exchange Variation
4.Nf3 Bb4 Ragozin Variation


1.d4



Queen's Pawn Opening と呼ばれる。c5 と e5 を支配しているだけでなく、クイーンの利きが及んでいるので d4 も支配していることになる。Bc1 とクイーンが展開可能となる。白キングは左斜めからチェックされる可能性がある。

19世紀後半に Positional Play が台頭するまでは 1.e4 が主流だった。1.e4 との違いは、1.d4 はセンターに進めたポーンがクイーンに守られているため、1.e4 Nf6 や 1.e4 d5 のように、黒がすぐセンターポーンを攻撃する有効な手がないこと、白の攻めは 1.e4 よりゆっくりした感じとなり、戦略的要素に比重をおいたゲーム展開となる。

初心者にはピース展開しやすく、オープンな局面になりやすい 1.e4 が薦められる。一方、1.d4 は閉じた局面になりやすく、中級者からマスターまで幅広い人気がある。


1...d5


Closed Game と呼ばれる。センターを支配し、白が 2.e4 とするのを妨げる。

1.e4 e5 の Open Game で、黒が白の 2.d4 を妨げていることに似ている。
1.e4 e5 2.d4 exd4 3.Qxd4 では白はポーンを失わないが、1.d4 d5 2.e4 dxe4 では白はポーン1つ失う Gambit になるため、1.d4 d5 に対し白が 2.e4 とするのは稀である。

1.d4 に対し黒が 1...d5 以外の手を指すのは Semi-Closed Game と呼ばれる。1920年ごろまでは 1...d5 が主流だったが現在 ( 21世紀初頭 )では、Indian Systems と呼ばれる 1...Nf6 が主流となっており、1...e6、 1...f5、 1...d6 などの手も指される。



2.c4


1つの狙いは 3.cxd5 Qxd5 4.Nc3 それから e4 としてセンターを支配すること。

2...dxc4 となっても 3.e3 、 3.Nf3 、 3.e4 などから大抵 白はポーンを取り返せる。黒が 2...dxc4 から c4 ポーンを守ろうとするのは不利を招く。
2...dxc4 3.e3 b5? 4.a4!
4...c6? 5.axb5 cxb5?? 6.Qf3
4...a6? 5.axb5 axb5?? 6.Rxa8
4...bxa4 5.Bxc4 Bb7 6.Nf3 e6 7.Qxa4+
4...Bd7 5.axb5 Bxb5 6.Nc3 c6 7.b3! cxb3 8.Nxb5 cxb5 9.Bxb5+
4...b4 5.Bxc4 a5?? 6.Qf3

2.c4 とするもう1つの狙いは c4 ポーンを交換することでハーフオープンまたはオープンファイルとなった c ファイルを活用すること。

2.Nf3 とすれば 2.c4 e5 の Albin Countergambit を避けられる。
2.Nf3 Nf6 3.e3 Colle System
2.Nf3 Nf6 3.Bf4 London System
2.Nf3 e6 3.Bg5 Torre Attack

2.Nc3 Nf6 3.Bg5 Richter-Veresov Attack
などもある。



2...e6


Queen's Gambit Declined 。ポーンで d5 ポーンを守ることで cxd5 となっても ...exd5 で e4 支配を保てる。

Bf8 が展開できるようになる一方、Bc8 の展開が妨げられてしまう。黒としては Bad Bishop の Bc8 をいかに展開するか、交換するかなどが課題となり、白としては黒の消極的な Bc8 を考慮した戦略を立てていく。

2...Nf6 は Marshall Defense と呼ばれ、一見問題ないように思えるが、3.cxd5 Nxd5 ( 3...Qxd5 4.Nc3 ) 4.Nf3! Bf5 5.Qb3! b6 6.Nbd2 Nf6 7.e4! Nxe4 8.Ne5! Nd6 9.Bb5+ c6 10.Nxc6 Qd7 11.Nxa7 Nxb5 12.Nxb5 などで白が良いとされる。白なら 2...Nf6 をとがめたいが、容易ではない。



3.Nc3


Nb1 を好位置に展開し、センター d5 と e4 を支配する。

3.cxd5
始めはこの手を指してみたくなるが、3...exd5 となると e6 ポーンがなくなった
ため、黒は Bc8 の展開に困らなくなる。
3.cxd5 exd5 4.Nc3 に対し 4...c6 とすれば 5.Bg5?? ( 5...Qxg5 ) とはできないので、5.Bf4 や 5.Nf3 などとなる。

3.Nf3
e5 を支配しているため、後で Ne5 とすることが可能だが、3.Nc3 Nf6 4.cxd5 exd5
の QGD Exchange Variation では Ng1 を e2 に展開させることが多いので
白プレイヤーとして Exchange Variation を使うならば 3.Nc3 としよう。

3.Nf3 に対しても 3...c5 が可能。
3.Nf3 c5
4.cxd5 exd5 5.Bg5 Be7 6.Bxe7 Nxe7 7.dxc5 Na6 8.e3 Nxc5
4.e3 Nf6 5.Nc3 Nc6 6.a3 cxd4 7.exd4 Be7 8.Bd3 dxc4
など



3...c5


Tarrasch Defence 。ドイツのマスター Siegbert Tarrasch ( ジークベルト タラッシュ 1862 ~ 1934年 ) に因んでいる。

3.Nc3 に対し黒は何を指すべきか迷うところ。3...Nf6 とするのが自然に感じるが、3...c5 の良いところは 4.cxd5 exd5 などとなり、黒は 孤立 d5 ポーンができるものの、e6 にポーンがなくなりオープンな局面になるため、ピース展開をしやすくなる。

3...c5 で 白 d4 ポーンを攻撃し、黒に対応を迫る。
a5 - d8 ラインが開いたことにも気づいておこう。 

3...Bb4?!
1.d4 Nf6 2.c4 e6 3.Nc3 では 3...Bb4 とする Nimzo-Indian Defence は有効だが、1.d4 d5 2.c4 e6 3.Nc3 Bb4?! では白に2つの良い手がある。
4.Qa4+ Nc6 → Nc6 が c7 ポーンの前進を妨げている。
4.a3 Bxc3 5.bxc3 → ダブルポーンができても cxd5 で解消可能かつビショップペア保有、5...dxc4 には 6.e4 Nf6 7.Qc2 など



4.cxd5


メインライン。4.e3 や 4.Nf3 で d4 ポーンを守るより、先手を生かして 4...exd5 を迫り、黒に孤立 d5 ポーンを作らせようとする。

ネットのゲームで中級者レベルだと、白が 4.cxd5 としてくるのは少ない感じがする。4.cxd5 exd5 で e6 ポーンがなくなることにより、Bc8 が展開しやすくなるのが嫌なのだろうか? あるいは Tarrasch Defence を使ってくる黒プレイヤーに対し、メインラインを外したいのか? オープンな局面になることを避けたいプレイヤーは 4.cxd5 としないのか? 

4.e3
現在はあまり使われないそうだが、中級者レベルでは結構指されている。4...Nf6 5.Nf3 Nc6 左右対称の局面から 6.a3 a6 7.dxc5 Bxc5 8.b4 Ba7 9.Bb2 などと続く

4.Nf3 Nf6 5.e3 Nc6 は 4.e3 Nf6 5.Nf3 Nc6 と同じ局面。

4.dxc5
白がこの手を指してくることは稀かも知れないが、黒のプレイヤーはどう応じるかある程度知っておきたい。
4...d5 5.Ne4 Nf6 では 6.Nd6+ 、6.Bg5 、6.Qc2 、6.Nxf6+ などの変化があり
意外と厄介な感じがする。



4...exd5


素直に取り返すのが良い。e ファイルがハーフオープンファイルとなるので、後で Re8 としてこのファイルを活用する。Bc8 が展開しやすくなった。

黒 d5 ポーンはポーンで守れなくなっているので、弱点となりそうだが、ピース展開をしやすくさせるのと、センター支配に役立っている。また、後で d5 → d4 とできればスペースを拡大でき、d4 → d3 で白 e2 ポーンと交換して弱いポーンを解消する場合もある。黒 d5 ポーンが d2 に進んだ場合は黒優勢の場合が多いようだ。

孤立 d ポーン ( isolated d pawn ) は Isolated Queen's Pawn  とも呼ばれ、IQP と表される。IQP をテーマにした本もあり、IQP の局面を学ぶことはチェスの実力向上に役立つだろう。
isolated pawn は isolani ( アイソラーニ ) とも呼ばれる。

4...cxd4 Hennig-Schara Gambit
5.Qa4+ Bd7 6.Qxd4 exd5 7.Qxd5
5.Qxd4 Nc6 6.Qd1 exd5 7.Qxd5 Be6!

Hennig-Schara Gambit を避けるため白プレイヤーが 3.Nf3 とする場合もある。    



5.Nf3


2つめのナイトを展開、d4 と e5 を支配する。白は2つのナイトが好位置にありセンターに影響を与えている。

5.dxc5
悪くない手。
5...d4
6.Na4 b5!? 7.cxb6 axb6 8.b3 Nf6
6.Ne4!? Nc6! 7.Nf3 Bf5 8.Ng3 Bg4

5.e3
黒の両ビショップが展開しやすいのに比べ、e3 ポーンが Bc8 の展開を妨げている。白としては避けるべき手。

5.e4
白プレイヤーがこの手を指してくることは稀だろうが、実際そうなった時、黒プレイヤーは油断できない。
5...dxe4 に対し、6.d5 、6.Bc4 、6.Bb5+ などの手がある。 



5...Nc6


c7 ポーンがすでに c5 へ進んでいるため、c6 の好位置へ展開させる ( センターに影響を与える )。c7 や c6 にポーンがある場合は、Nb8 を d7 に展開させることが多い ( c7 にポーンがあっても ...Nc6 とすることもある )。

5...Nf6 としたくなるが、6.Bg5 で白は好形。
5...Nf6 6.Bg5 Be6 7.e3 Nc6 8.Be2 Be7 9.0-0



6.g3


Bg2 と続けて d5 ポーンにプレッシャーをかける。

6.Bf4
e3 とする前に Bc1 を展開させておく。
6.Bf4 Nf6 7.e3 cxd4 8.Nxd4 Bb4 9.Be2 Ne4

6.Bg5
6...Be7 7.Bxe7 で白 Bad Bishop と 黒 Good Bishop 交換の狙い。7...Ngxe7 8.e3 c4 9.Be2 0-0 10.0-0 b5

6.e3
e3 ポーンが Bc1 の展開を妨げるが悪くない。...cxd4 に対して Nxd4 Nxd4、Qxd4 となると、黒 d5 ポーンは非常に弱くなるので、黒は ...cxd4 とするのを控える。
白から dxc5 として ...Bxc5 となるのは黒に都合がよく、この場合 黒は、早期 d5 → d4 で孤立ポーンを解消させようとする。

6.e3 Nf6 7.Bb5 Bd6 8.dxc5 Bxc5 9.0-0 0-0



6...Nf6


好位置に展開。7.Bg5 となった時、どうするか考えてから 6...Nf6 としたい。

両者同じ位置関係にナイトがあっても、白はフィアンケットするので、どのような戦いになるか興味深い。

6...c4 Swedish Variation
白は対応できるようにしよう。
7.Bg2 Bb4 8.0-0 Nge7 9.e4 Bxc3 10.bxc3 dxe4 11.Nd2



7.Bg2


黒 d5 ポーンだけでなく、c6 と b7 のマスに対してもプレッシャーをかけられる。

Bg2 とすることで e2 ポーンが狙われやすくなる面もある。

7.Bg5?!
悪くなさそうな手だが、展開遅れをとがめられる。
7...cxd4 8.Nxd4 Bc5 9.e3 Bxd4 10.exd4 0-0 11.Bg2 Re8+ 12.Be3 Bg4 など



7...Be7


キャスリングの準備となり、白に Bg5 とされても困らない。

7...cxd4
Bf1 の利きが開かれる。オープンな局面では展開の早い方が有利とされ、この場合は白の方 ( 黒はまだ Bf8 を展開してない )。
7...cxd4 8.Nxd4 Be7 9.0-0 0-0

7...Bg4
d4 ポーンを守っている Nf3 を攻撃。
8.Bg5 Be7 9.dxc5 d4 10.Bxf6 Bxf6 11.Ne4 0-0



8.0-0


メインライン。慣れてきたら他の手を指してみるのも良いだろう。黒としても
8.0-0 以外の手に対応できるようにしたい。

8.Bg5 cxd4 9.Nxd4 Qb6 10.Bxf6 Bxf6 11.Nb3 Ne7
8.dxc5 Bxc5 9.0-0 0-0 10.Bg5 d4 11.Bxf6 Qxf6 12.Nd5 Qd8
8.Be3 Ng4 9.Bf4 cxd4 10.Nxd4 Bc5 11.Nxd5 0-0



8...0-0


黒もキャスリング。ここまでは定跡で覚えやすいが次手で白は様々な指し手があり、面白くなってくるとともに黒は対応に迷うかも知れない。


白9手目
9.Bg5 と 9.dxc5 が人気があり、9.b3 、9.Be3 、9.Bf4 などもある ( 9.a3 も悪くない )。

白ならばどれか1つ選べばいいだろう。一方、黒はどの変化にも対応していく必要がある ( 大変そうに思えるが学ぶことが多いと考えよう! )。



9.Bg5


d5 ポーンを守っている Nf6 を攻撃することにより、間接的に 黒 d5 ポーンを弱くさせ、後で Nxd5 とする狙い。

黒はどのように対応すれば良いだろう?
9...Be6 は消極的でエンドゲームの実力が問われ、9...c4 は sharp な ( 危険を伴いやすい )変化 となるため、9...cxd4 とするのが無難。

9.dxc5 Bxc5 10.Bg5 d4 11.Bxf6 Qxf6 12.Nd5 Qd8 13.Nd2 Re8
9.b3 Bg4 10.Bb2 a6 11.Rc1 Bxf3 12.Bxf3 cxd4 13.Na4 Rc8
9.Be3 c4 10.Ne5 h6 11.h3 Bb4 12.Qa4 Bxc3 13.bxc3 Bf5
9.Bf4 Bg4 10.dxc5 Bxc5 11.Ne5 Be6 12.Rc1 Be7 13.Nxc6 bxc6
9.a3 c4 10.Qc2 g6 11.b3 Bf5 12.Qb2 cxb3 13.Qxb3 Na5
など



9...cxd4


Bxf6 Bxf6 から dxc5 とされる前に黒から ...cxd4 としておく。 

9...c4 10.Ne5 Be6 11.Nxc6 bxc6 12.b3 Qa5 13.Na4 Rfd8
9...Be6 10.dxc5 Bxc5 11.Bxf6 Qxf6 12.Nxd5 Qxb2 13.Nc7 Rad8



10.Nxd4


ナイトでポーンを取り返す自然な手。Bg2 の利きが d5 ポーンに及んでいることも黒は気づいておかねばならない。

10.Nxd4 とするのが圧倒的に多いようだが、10.Nb5 とすることも可能で Nbxd4 で好位置にナイトを移せる。しかし、黒 d5 ポーンへのプレッシャーが減少する。



10...h6


d5 ポーンを守っている Nf6 を攻撃している Bg5 を後退させる ( 11.Bh4?? g5 12.Bxg5 hxg5 は黒キングの安全性が問われるが黒有利 )。

白は 11.Bxf6 とすることも可能だが、ビショップペアを放棄するより、e3 か f4 にビショップを後退させることが多い。

h7 のマスが空くことにより、バックランクメイトを防ぐ。

ここまでは定跡で覚えやすいが、ここからが白黒ともに難しく、ここからどうすればいいの? という感じがする。個人的には本やデータベースを参考に少しずつ定跡を覚えていけば良いと思うが、狙い所やポイントを知るには Tarrasch Defence を扱った本で学ぶのが確実。下記洋書がオススメ。

The Tarrasch Defence: Move by Move - Sam Collins

11.Be3 Re8 12.Rc1 Bf8
11.Bf4 Bg4 12.h3 Be6
などと続く

参考ゲーム ( chessgames.com )
http://www.chessgames.com/perl/chess.pl?node=352810


補足

1.c4


1.c4 は English Opening と呼ばれる。R1400 ぐらいまでは黒番で 1.c4 に遭遇することは少ないと思うが、白が 1.c4 としてきた時、黒プレイヤーは始めどう対応したら良いか戸惑うだろう。

いずれ 1.c4 に対して自分なりの対応法を選べば良いが、下記の指し手などを参考にされたし。

1.c4 e6 2.d4 d5
1.c4 e6 2.Nf3 d5 3.d4 c5
1.c4 e6 2.Nf3 d5 3.g3 Nf6 4.Bg2 dxc4 5.Qa5+ Nbd7 6.Qxc4 a6 
1.c4 e6 2.Nc3 d5



1.Nf3


1.Nf3 は Réti Opening と呼ばれる。黒の指し手を見て柔軟に対応できるのと、1.d4 オープニングに  transpose させる1つの方法でもある。

これも黒プレイヤーは始めどう対応すべきか迷うところ。黒番で 1.d4 や 1.c4 に対してどのように対応するかが 1.Nf3 への対応にも関連することが多い。
始めは下記のような指し手を参考にされたし。

1...d5

2.d4 e6 3.c4 c5
2.d4 e6 3.g3 Nf6 4.Bg2 c5 5.0-0 Nc6
2.d4 e6 3.e3 Nf6 4.Bd3  c5

2.g3 Nf6 3.Bg2 Bf5 4.0-0 e6 5.d3 h6 6.Nbd2 Be7

2.c4 e6 3.d4 c5
2.c4 e6 3.g3 Nf6 4.Bg2 dxc4 5.Qa5+ Nbd7 6.Qxc4 a6

2.b3 Nf6 3.Bb2 e6 4.c4 Be7 5.e3 0-0 6.Be2 c5


参考文献
COMPLETE DEFENSE TO QUEEN PAWN OPENINGS - Eric Schiller
meeting 1 d4 - Jacob Aagaard and Esben Lund
beating unusual chess openings - Richard Palliser
Queen's Gambit Declined - Wikipedia
Tarrasch Defense - Wikipedia

コメント

hitsujyun さんの投稿…
1.d4 のオープニング解説に入りました。 QGD というより、Tarrasch Defence の解説みたいですが、チェスを始めてしばらくは、自分が 1.d4 とするより、自分が黒番の時、1.d4 にどう対処すれば良いかということを考えるのが多いと思いいます。よって、今後作成予定のオープニング解説は自分が黒番のとき、どう対処していくかという視点に比重がおかれると思います。

局面図を全て黒側視点にしようかとも思いましたが、それはやめておきました。